緊急事態宣言が解除され、
前からちゃんと見たいと思っていた
上野の国立博物館に行ってきました。
基本事前予約制だけど、
常設展なら当日でも入れそうな混み具合な雰囲気でした。
すぐそばの科学博物館は数えきれないほど行ったけど、
こちらは企画展で1度来ただけで、
常設展示はほとんど見たことがないのです。
日本の頂点な博物館なだけあって、
国宝やら重要文化財やらが当然のようにあるので、
文化とかよく分からないけど一番良い美術品を見ておきたい
目を肥やしておきたいって
場合にぴったりの場所なのであります。
博物館でも美術館でも趣味やら好みがあるので、
どれもこれも面白いって事はあんまりないのですが
一つでも「これ好き!」って物に出会えればラッキーと
思っています。
で、今回気に入った物がこちら。
自在龍置物という作品。
カッコイイ!
300年も前に胴も足も爪も動かせる
全身駆動の龍のフィギアがあったとは。
日本のフィギアの技術が高いって言われてるけど、
今に始まった事じゃないかった。
海洋堂が再現で作ってくれたら家に欲しい。
その小さい版。こちらも全身駆動らしい。
蛇も全身動くそう。パーツは約150に分かれている。
自在置物で一番多いのがイセエビなんだと。髭にトゲに細かい。
チョコエッグのザリガニが出て喜んでたの思い出した。
大正~明治に作られたカマキリ。
大正も令和もカマキリフィギアの精巧さに歓喜。
他に鎧とか。
刀とか。刀のアニメ好きな女子とか、好きなんじゃないかしら。
ツボとか。
昔の人が描く獅子の渦巻きな毛がイイね。
実は歴史の教科書に載っていた
このようなグルグルした毛をヒントに誕生したのが
オリジナル妖怪「毛毛」だったりします。
なんといやらしい目つきの象なのでしょう(笑)
この壁から飛び出たような展示の仕方、ライティング、最&高。
表情(笑)
ネズミのような犬。
日本昔話に出てきそうな狸。絶対人間化かして楽しんでるやつ。
次は一番楽しみにしていた考古ゾーンへ行きます。