岡本太郎美術館に行った続き
丁度行った時期に
岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)受賞者
の作品展示がされていました。
岡本太郎の名前が付く賞だけあって、
良い意味でぶっ飛んでる、クセ強な作品ばかりで、
なかなか見応えがありました。
机上の誉
戦闘機のエンジンがモチーフだそう。
アクリル素材の鳥居がまたカッコイイ。
挑む戦闘服
エネルギー密度がヤバイ
Line線
壁いっぱいのトレッシングペーパー。
break on through
植物が飾ってあるねー、、じゃなくて
これ全部鉄で出来てるんだって。
虹のふもとには宝物があるの
一見昔の西洋絵画みたいだけど、
子供がクロックス履いてたり、
ちょっと不思議な世界観が。
廻転する不在
自転車屋じゃないよ。
一番前のを漕ぐと、自転車達がぐるぐる大回転するらしい。
雰囲気の向こう側
私が一番気に入った作品。怪しい!怪しすぎる!すなわちサイコー!
ずっと置物がグルグル回ってたり、
へんちくりんな音楽がブラウン管テレビから流れてたり飽きない。
イケナイお薬を使わないと見れないような世界を
しらふで見れる貴重な体験(笑)
狂ってる(良い意味で)
土浦の情熱「矢口新聞」
手書きの新聞もこんな感じだと狂気を感じる。
こんなヤバイ絵描けないよ。自分に出来ない事する人みんな凄い。
再編街
高度経済成長期、中流家庭のステータスだった百科事典、
今はインターネットで要らなくなっちゃったって事で、
当時皆が憧れていた公団住宅を百科事典で作りました的なことらしい。
普通にミニチュアとしてよく出来てるなーって思ってたけど
説明読むと意味が深い。
Self portrait
セルフポートレートって事はご本人の顔なのかな。
表情豊かゆえに怖い、
夜に夢に出てくるか、天井から這って出てきそうである。
20数点作品があって、
一番上の賞と思われる作品が、
心霊写真なみに不気味でスマホの中に残したくなかったので
写真をとらなかったのですが
岡本太郎賞_大西 茅布さん《レクイコロス》。
なんと現役高校生で
「人類の悲惨を作品化する事に衝動を感じる」
との事で、その歳でなんでいろいろ知ってるの!?
何回前世で生まれ変わってるん?みたいな
作品なので気になる方はチェックするといいです。
死を連想させる作品が私が好きでないだけで、
こりゃ賞取るわって感じで作品自体はやっべえです。
www.taromuseum.jp
オフシャルでYouTubeに動画も。
TORO賞展はノーチェック来ちゃったのですが、
現代美術に興味がある私には面白くて、
丁度来れてラッキー!って感じでした。
写真みたいな美しい絵見て綺麗だねーって言うより、
こういう正常と異常の挟間みたいな作品見て、
くっそヤベェっっっ!!!
って言ってるのが楽しい。
いつでも人生に彩りを与えてくれるような
クレイジーな作品を求めています。
シンボルタワー母の塔。