一番楽しみにしていた考古ゾーンへ!
もう一つの目玉は大魔神のモデルにもなったこの国宝武人埴輪。
この子に会うのが一番の目的でした。デカイ垂れ幕に期待大!
入り口に鎮座する盛装女子埴輪。女子の全身像は珍しいのだそう。
状態が綺麗だね~。
頭は帽子みたいだけど、昔の髪型の「髷」を結ってる。
縄文土偶ゾーン。
一応付け加えると
(文字がないので真相は不明)
埴輪は古墳時代墓に飾りつけする為のもので、全然別のものです。
どーん!
何をどうすれば、こういう形を思いつくのか!?
アート的には作った人天才ですわ。
ほんっと面白い造形。
一般的に女性がモチーフって言われてるけど、
こんな女性いないよ、っつかもはや人間違うでしょ。。
カッパっぽいな。縄文人は妖怪が見えてたのかしら。
太陽の塔の顔っぽい。
岡本太郎は縄文土器にえらく感銘を受けてたらしいのでやっぱ影響があるのかな。
お、おっぱい?
古代人はこんな勾玉付けててオシャレだった。
何故この形に石を削ろうと思ったのかな。
埴輪ゾーンに来ました。
めっちゃいい顔してる。クワを担いだ農夫。
こーゆー顔の愛想のいいおじさん居るよね。
1500年前の物なのに儀式用の顔の化粧の色も残ってる。
ここに展示してあるハニワはほぼ群馬から連れてきたもの。
群馬の埴輪はめちゃくちゃクオリティが高いのです。
レべチです、レベルが違う。
何故か?
一説によると、群馬は古墳の飾り付けに
他所の地域よりも埴輪を沢山ド派手に飾り付けるのです。
埴輪需要が高く注文がたくさん来るので
大量生産をするべく
埴輪造りのプロ集団の村があったと言われてるから。
沢山作る→技術がどんどん上がっていくってことで
クオリティが高い埴輪が沢山作られたそう。
人間の埴輪は可愛いと思えないけど馬のは可愛い。
アトムみたいな寸胴な足が可愛い。
お家の埴輪を置く目的は、
死者が住む用って説と、生きてた時の家の再現って説の2通りある。
ふぁ~、考古ゾーンなかなかの見応えでした!
埴輪好きは群馬の歴史博物館もオススメ。
群馬の埴輪を見てから今までの埴輪の概念を超えました。
あれ??
そういえば記事の冒頭に書いた楽しみにしてた
遮光器土偶と国宝武人埴輪はどうしたの!?
って話ですが
なんと、、、
行った日時点で公開していませんでした。。
おかしいなぁと思って休憩所で博物館のHPで調べたら
現在未公開ってデータベースに載っていました。
博物館の目玉的な作品だからいつでも見れると甘くみてた
残念~~。