ピコリアンの日々

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謎の劇場型美術展に行ってきた

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www.tokyoartbeat.com

www.watarium.co.jp

 梅田哲也さんの個展

「wait this is my favorite part   待ってここ好きなとこなんだ」

ワタリウム美術館に見に行きました。

 

美術展だから作品が飾ってあって、

それをゆっくり眺めて鑑賞するんでしょ?

って普通思いますが

 

それと違って、パフォーマンス公演、

1公演6名限定のツアー型の展覧会との事。

 

公式サイトより引用

この展覧会は ワタリウム美術館を劇場として開催される舞台公演でもあります。鑑賞者はツアーの進行中ところどころで登場するキャストの行動に誘導されながら、施設内の展示室やバックヤードを巡り、日常の風景を異化させる仕掛けに遭遇します。少人数ごとに時間差で出発する約50分間のツアーは、美術館の建設以前や建物に刻まれた行動の痕跡を辿りながら、鑑賞行為のタイムラインと立体的に交差します。

美術館の展覧会で意味分からないでしょ?

なので行ってきました(笑)

 

予定時間の20分程前に到着し、10分前から受付、

ワタシの回は定員6名のうち5名で、全員ソロ参加でした。

自分だけボッチだとなんとなく気まずいけど大丈夫だった。

 

開始5分前に受付に再集合して荷物を預けて、

最初のエレベーターにお客だけ乗り込みツアースタート。

 

辿り着いた階にはトイレ1つあるだけで

他に出入り口がないとこにしばらく放置され、

ここからどうなるの?ってとこから物語が始まる。

 

ネタバレは書けないけど、

バックヤード含めた美術館全体を作品として

3名の演者さんが要所要所で登場し、

次々と謎空間へいざなってくれる感じ。

ずっと、えっ、、、これどうなるの???不安と期待が続く。

 

最後に、あ~さっきのやつ

そういう事か的なオチ(?)がありました。

 

終わった後、あれは何だったのだろう????

みたいな、狐につままれたような、

白昼夢を見たような

 

不思議な感覚に包まれながら

帰路についたのでした。

 

そもそも何故この作者さんを知ったかというと

2020年のさいたま芸術祭で作品を見たから。

pikoan.hatenablog.com

使われなくなり壊す前の市役所の地下1階まるまる、

空間全体を使った探索系アートがめちゃくちゃ面白かったので、

お名前を覚えていて、

またああいう作品見たいな~って

検索したら丁度個展をされてたのでした。

 

アートってなんぞやと、

つくづく考えさせられるわ~。

そこが面白い。